特定非営利活動法人フローレンス　みんなのみらいをつくる保育園　（東京都江東区東雲）

オランダで実践されている教育プログラムを用い、「自分の意見」で話し合える子どもを育てます。

NPO 法人フローレンスが運営する「みんなのみらいをつくる保育園」。ここでは、「隣の子は自分とは違って当たり前」を感じることで「自立」と「共生」を学びます。

引き渡しに両面カウンターロッカーを使っています

入り口は両面カウンターロッカーで仕切りをつくり、スペースを分けています。ここで子どもの引き渡しをします。ロッカーには顔写真が貼ってあり、子どもは自分の場所を覚えています。

子どもたちは好きな場所で遊びます

ここはブロックコーナー。３種類のブロックを用意しています。続きができるように自分の名前が入ったシートの上に作品をおきます。

ピースフルスクール・プログラムは週に1 回

エントランスの廊下に特注のパーティションを設置し、部屋として使えるようにしました。中では主体性、多様性などを育むピースフルスクール・プログラムが行われます。

「感情ボード」でその日の気持ちを表現します

子どもの写真が貼ってある下に本人が「朝の気持ち」を貼ります。「悲しい」と「嬉しい」が一緒に貼られることもあり、時間によって気持ちが変わることもあります。

給食はバイキング形式

給食は子どものタイミングで自由に食べます。バイキング形式で、食べられる量を自分でよそいます。
盛り付けのお手本を用意しているので、真似しながら自分なりに盛り付けをしています。

寝たい子どもだけがお昼寝します

こちら側は昼寝のスペース。昼寝も全員が寝なくてはいけないわけではなく、寝たい子だけが眠ります。側で遊んでいる子がいても意外と共存できています。

「自立」と「共感」を学んでいきます（成川 宏子 園長先生）

子どもたちが自由に過ごせ、自己肯定感を育み、「やりたい！」を引き出す保育を行なっています。
このビル内には小児科もあるので何かあっても、すぐに手当ができ安心です。